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2006年3月11日 (土)

四旬節第2主日

3月12日に読まれる聖書

2006

解説はこちら

創世記 (旧約 創世記22・1-2 9a 10-13、15-18)

1  〔その日〕神はアブラハムを試された。

   神が、「アブラハムよ」と呼びかけ、

   彼が、「はい」と、答えると、

2  神は命じられた。

   「あなたの息子、あなたの愛する独り子

   イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。

   私が命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす

   献(ささ)げものとして、ささげなさい。」

9a 神が命じられた場所に着くと、

   アブラハムはそこに祭壇を築き、

   薪を並べた。

10 そしてアブラハムは、手を伸ばして刃物を

   取り、息子を屠(ほふ)ろうとした。

11 そのとき、天から主の御使いが、

   「アブラハム、アブラハム」と呼びかけた。

   彼が、「はい」と答えると、

12 御使いは言った。

   「その子に手を下すな。何もしてはならない。

   あなたが神を畏れる者であることが、

   今、分かったからだ。

   あなたは、自分の独り子である息子すら

   わたしにささげることを惜しまなかった。」

13 アブラハムは目を凝らして見回した。

   すると、後ろの木の茂みに一匹の

   雄羊が角をとられていた。

   アブラハムは行ってその雄羊を捕まえ、

   息子の代わりに焼き尽くすささげ物として

   ささげた。

15 主の御使いは、再び天からアブラハムに

   呼びかけた。

16 御使いは言った。

   「わたしは自らにかけて誓う、と主は言われる。

   あなたがこの事を行い、自分の独り子である

   息子すら惜しまなかったので、

17 あなたを豊かに祝福し、あなたの子孫を

   天の星のように、海辺の砂のように増やそう。

   あなたの子孫は敵の城門を勝ち取る。

18 地上の諸国民はすべて、あなたの子孫に

   よって祝福を得る。

   あなたの子孫によって祝福を得る。

   あなたがわたしの声に聞き従ったからである。

使徒パウロのローマの教会への手紙

(新約 ローマ8・31b-34)

31b 〔みなさん〕もし神がわたしたちの味方であるならば、

    だれがわたしたちに敵対できますか。

32  わたしたちすべてのために、その御子をさえ

    惜しまず死に渡された方は、

    御子と一緒にすべてのものをわたしたちに

    賜らないはずがありましょうか。

33  だれが神に選ばれた者たちを訴えるでしょう。

    人を義としてくださるのは神なのです。

34  だれがわたしたちを罪に定めることが

    できましょう。

    死んだ方、否、むしろ、復活させられた方である

    キリスト・イエスが、神の右の座に座っていて

    わたしたちのために取り成してくださるのです。

マルコによる福  

(新約 マルコ9・2-10)

2  〔そのとき〕イエスは、ただペトロ、ヤコブ、

   ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。

   イエスの姿が彼らの目の前で変わり、

3  服は真っ白に輝き、この世のどんな

   さらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。

4 エリヤがモーセと共に現れて、

  イエスと語り合っていた。

5 ペトロが口をはさんでイエスに言った。

  「先生、わたしたちがここにいるのは、

  素晴らしいことです。

  仮小屋を三つ建てましょう。

  ひとつはあたなのため、

  一つはモーセのため

  一つはエリヤのためです。」

6 ペトロは、どう言えばよいのか、

  分からなかった。

  弟子たちは非常に恐れていたのである。

7 すると、雲が現れて彼らを覆い、

  雲の中から声がした。

  「これは、わたしの愛するいとし子。

  これに聞け。」

8 弟子たちは、急いで辺りを見回したが、

  もはやだれも見えず、ただイエスだけが

  彼らと一緒におられた。

9 一同が山を下りるとき、イエスは

  「人の子が死者の中から復活するまでは、

  今見たことを誰にも話してはいけない」

  と弟子たちに命じられた。

10 彼らは、この言葉を心に留めて、

   死者の中から復活するとはどういうことか

   と論じ合った。

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