« パンダネ「週報」2018年 4月 1日号 | トップページ | パンダネ「週報」2018年 4月 8日号 »

2018年3月30日 (金)

2018年 4月 1日の「聖書と典礼」

2018年 4月 1日の「聖書と典礼」

「復活の主日(日中のミサ)

週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに……。

(ヨハネによる福音書201節より)

 

 〔復活節の主日の第1朗読はいつも「使徒言行録」が読まれ、復活した主に力づけられ、聖霊に導かれた初代教会の姿が思い起こされる。毎年読まれるきょうの箇所は、ローマ軍の百人隊長であったコルネリウスから招待を受けたペトロが、イエス・キリストについて証言する個所。〕

第一朗読使徒言行録 

イエスが死者の中から復活した後、

わたしたちはイエスと一緒に食事をした。

(10章34節a、3743節)

使徒たちの宣教

34a〔その日、〕ペトロは口を開きこう言った。37「あなたがたは〔このことを〕ご存じでしょう。ヨハネが洗礼を宣べ伝えた後に、ガリラヤから始まってユダヤ全土に起きた出来事です。38つまり、ナザレのイエスのことです。神は、聖霊と力によってこの方を油注がれた者となさいました。イエスは、方々を巡り歩いて人々を助け、悪魔に苦しめられている人たちをすべていやされたのですが、それは、神が御一緒だったからです。39わたしたちは、イエスがユダヤ人の住む地方、特にエルサレムでなさったことすべての証人です。人々はイエスを木にかけて殺してしまいましたが、40神はこのイエスを三日目に復活させ、人々の前に現してくださいました。41しかし、それは民全体に対してではなく、前もって神に選ばれた証人、つまり、イエスが死者の中から復活した後、御一緒に食事をしたわたしたちに対してです。42そしてイエスは、御自分が生きている者と死んだ者との審判者として神から定められた者であることを、民に宣べ伝え、力強く証しするようにと、わたしたちにお命じになりました。43また預言者も皆、イエスについて、この方を信じる者はだれでもその名によって罪の赦しが受けられる、と証ししています。」

()38聖霊と力に~・・・ルカ福音書418(イザヤ書611)参照。

()41ご一緒に食事をした・・・イエスが確かに生きていることを表すしるし。ルカ福音書2443節、使徒言行録14節参照。

 

 〔パウロは不道徳な人との交際を避けるように命じて、このたとえを語る。〕

                             

第二朗読    (一)コリントの信徒への手紙 

新しい練り粉のままでいられるように、

古いパン種をきれいに取り除きなさい。〕

(5章6b8節)

使徒パウロのコリントの教会への手紙

 〔皆さん、〕わずかなパン種が練り粉全体を膨らませることを、知らないのですか。いつも新しい練り粉のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。現に、あなたがたはパン種の入っていない者なのです。キリストが、わたしたちの過越の小羊として屠られたからです。だから、古いパン種や悪意と邪悪のパン種を用いないで、パン種の入っていない、純粋で真実のパンで過越祭を祝おうではありませんか。

() 6パン種・・・パン種はパンをふくらませるためになくてはならないものであるが、同時に腐敗のもとでもある。福音書の中でもパン種のたとえは、良い意味でも(マタイ福音書1333)悪い意味でも(マルコ福音書815)用いられている。ここでは悪が広がっていくことを意味する。

() 7過ぎ越しの子羊・・・原語は「パスカ」で「過越」「過越祭」の意味もある。過越祭は八日間パン種の入っていないパンを食べる除酵祭の初日であった。

 

 〔イエスが十字架で死んでから三日目の出来事。〕

福音朗読       ヨハネによる福音書 

イエスは死者の中から復活されることになっている。

(20章19節)

ヨハネによる福音

1 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。2そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」3そこで、ペトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。4二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。5身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。6続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。7イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。8それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。9イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのであ       る。

() 1週の初めの日・・・安息日の翌日で、今の日曜日にあたる。

() 墓・・・墓は岩を掘った横穴で、その入り口は転がる石でふさぎ、死者の世界との境界を閉ざした。

() 2愛しておられたもう一人の弟子・・・ゼベダイの子ヨハネ。

() 5亜麻布・・・イエスの遺体を包んでいた布(1940節参照)

 

(オリエンス宗教研究所発行「聖書と典礼」20184 1より)

« パンダネ「週報」2018年 4月 1日号 | トップページ | パンダネ「週報」2018年 4月 8日号 »