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2018年4月 7日 (土)

2018年 4月 8日の「聖書と典礼」

2018年 4月 8日の「聖書と典礼」

「復活節第2主日(神のいつくしみの主日)

信じない者ではなく、信じる者になりなさい。

(ヨハネによる福音書2027節より)

 

 〔誕生したばかりの教会共同体の一致の姿を伝える個所。24345節にも同様の記述がある。〕

第一朗読使徒言行録 

信じた人々の群れは心も思いも一つにした。

(4章3235節)

使徒たちの宣教

 信じた人々の群れは心も思いも一つにし、一人として持ち物を自分のものだと言う者はなく、すべてを共有していた。使徒たちは、大いなる力をもって主イエスの復活を証しし、皆、人々から非常に好意を持たれていた。信者の中には、一人も貧しい人がいなかった。土地や家を持っている人が皆、それを売っては代金を持ち寄り、使徒たちの足もとに置き、その金は必要に応じて、おのおのに分配されたからである。 

 

 〔わたしたちのために命を捨ててくださったイエスの愛の勝利にあずかる道が示される。〕

第二朗読       (一)ヨハネの手紙 

神から生まれた人は皆、世に打ち勝つ。

(5章16節)

使徒ヨハネの手紙

1 〔愛する皆さん、〕イエスがメシアであると信じる人は皆、神から生まれた者です。そして、生んでくださった方を愛する人は皆、その方から生まれた者をも愛します。2このことから明らかなように、わたしたちが神を愛し、その掟を守るときはいつも、神の子供たちを愛します。3神を愛するとは、神の掟を守ることです。神の掟は難しいものではありません。4神から生まれた人は皆、世に打ち勝つからです。世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です。5だれが世に打ち勝つか。イエスが神の子であると信じる者ではありませんか。
6 この方は、水と血を通って来られた方、イエス・キリストです。水だけではなく、水と血とによって来られたのです。そして、はこのことを証しする方です。は真理だからです。

() 2・・・この手紙でいう神の掟とは「互いに愛し合うこと」にほかならない(ヨハネ福音書1334節、1512節。一ヨハネの手紙323節、421節参照)

() 6水と血・・・「水」はヨルダン川での洗礼、「血」は十字架を指すと考えられる。

() “霊”・・・聖霊のこと。

 

 〔ヨハネ福音書で、復活したイエスが男の弟子たちに初めて姿を現す個所。復活の日(つまり、ペトロたちが空の墓を見た日)の夕方の出来事と、それから1週間後の出来事。〕

福音朗読        ヨハネによる福音書 

八日の後、イエスが来られた。

(20章1931節)

ヨハネによる福音

19 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。20そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。21イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」22そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。23だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」
24 十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。25そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」

26さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。27それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」28トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。29イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」
30 このほかにも、イエスは弟子たちの前で、多くのしるしをなさったが、それはこの書物に書かれていない。31これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。

()19週の初めの日・・・今の日曜日。26節の「八日の後」も同じく日曜日にあたる。

() 平和があるように・・・平和は、欠けたもののない状態を意味する。ヨハネ福音書1427節で「わたしの平和を与える」と約束されていた。

()20手とわき腹・・・手には十字架に釘づけられた傷、わき腹には槍で貫かれた傷がある。

()22息を吹きかけて・・・聖霊を与えることを表す動作。創世記27節参照。なお、聖霊を与える約束についてはヨハネ福音書141617節参照。

()23だれの罪でも~・・・マタイ福音書1619節、1818節参照。

()24ディディモ・・・ギリシヤ語で「双子」の意味。「トマス」はアラム語でやはり「双子」を意味する。

()28わたしの主、わたしの神よ・・・詩編3523節参照。

()29見ないのに~・・・出現したイエスに出会わないで、使徒たちの証言を受け入れる後の時代の人々のことを言う。

()3031このほかにも~・・・本来のヨハネ福音書の結びのことばと考えられる(21章は後で書き加えられた)

 

(オリエンス宗教研究所発行「聖書と典礼」201848より)

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