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2018年11月16日 (金)

2018年11月18日の「聖書と典礼」

2018年11月18日の「聖書と典礼」

「年間第33主日」 B

その時、大天使長ミカエルが立つ。

彼はお前の民の子らを守護する。

(ダニエル書121節より)

 

 〔ダニエルが見た最後の幻(10章以下)はヘレニズム時代のシリアやエジプトの支配者についてのものだった。王たちは強大な力でイスラエルを支配し迫害するが、その支配にも終の時が来ることが示される。〕

第一朗読       ダニエル書 

その時には、お前の民は救われる。

(12章13節)

ダニエルの預言

                             

1その時、大天使長ミカエルが立つ。
彼はお前の民の子らを守護する。
その時まで、苦難が続く
国が始まって以来、かつてなかったほどの苦難が。
しかし、その時には救われるであろう
お前の民、あの書に記された人々は。
2多くの者が地の塵の中の眠りから目覚める。
ある者は永遠の生命に入り
ある者は永久に続く恥と憎悪の的となる。
3目覚めた人々は大空の光のように輝き
多くの者の救いとなった人々は
とこしえに星と輝く。

() 1ミカエル・・・この名は「だれが神のようであろうか」という意味。大天使の長で、イスラエルの守護天使。

() あの書に記された・・・「生命の書」に名前が書き記されているということ。(イザヤ書43節、詩編6929節参照)。神の救いの計画の確かさを表している。

() 2目覚める・・・ダニエル書の最終的な希望は、死者の復活と神による裁きである。

 

 〔キリストの十字架上での奉献によって、旧約の不完全な献げものは廃止された。〕

第二朗読     ヘブライ人への手紙

キリストは唯一の献げ物によって、

聖なる者とされた人たちを永遠に完全な者となさった。

(10章1114節、18節)

ヘブライ人への手紙

11 すべての祭司は、毎日礼拝を献げるために立ち、決して罪を除くことのできない同じいけにえを、繰り返して献げます。12しかしキリストは、罪のために唯一のいけにえを献げて、永遠に神の右の座に着き、13その後は、敵どもが御自分の足台となってしまうまで、待ち続けておられるのです。14なぜなら、キリストは唯一の献げ物によって、聖なる者とされた人たちを永遠に完全な者となさったからです。
18 罪と不法の赦しがある以上、罪を贖うための供え物は、もはや必要ではありません。

()13敵どもが~・・・詩編1101節からとられた表現。神の完全な勝利の時を意味する。

()14完全な者・・・献げものの本来の目的は、神に立ち帰り、罪から清められることであった。イエスの十字架がそれを実現した。

 

 〔エルサレムの東にあるオリーブ山から神殿を見ながら、イエスが弟子たちに語った最後の説教の中心部分。〕

福音朗読     マルコによる福音書

人の子は、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。

(13章2432節)

マルコによる福音

 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕
24「それらの日には、このような苦難の後、
 太陽は暗くなり、
 月は光を放たず、
25星は空から落ち、
 天体は揺り動かされる。
26そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。27そのとき、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。
28いちじくの木から教えを学びなさい。枝が柔らかくなり、葉が伸びると、夏の近づいたことが分かる。29それと同じように、あなたがたは、これらのことが起こるのを見たら、人の子が戸口に近づいていると悟りなさい。30はっきり言っておく。これらのことがみな起こるまでは、この時代は決して滅びない。31天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。
32その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。父だけがご存じである。」

()24このような苦難・・・朗読個所の前の13523節では、戦争や迫害、天変地異や偽メシアの出現など、終わりの日に起こる苦難のことが語られている。

() 太陽は暗くなり~・・・イザヤ書1310節などにも見られる神の裁きの到来を表す表現。

()26人の子が~・・・ダニエル書713節参照。その他、2427節では旧約聖書からとられたイメージがふんだんに用いられている。

()28・・・いちじくの収穫の時。

()30滅びない・・・文字通りには「過ぎ去らない」。31節も同じ。

()31わたしの言葉は決して滅びない・・・イザヤ書4068節、516節、5511節などを参照。

 

(オリエンス宗教研究所発行「聖書と典礼」20181111 より)

 

 

20181118日 (年間第33主日)

『貧しい人のための世界祈願日』
 いつくしみの特別聖年(2015年12月8日~翌年11月20日)の閉年にあたり公布された使徒的書簡『あわれみあるかたと、あわれな女』(2016年)で教皇フランシスコは、年間第33主日を「貧しい人のための世界祈願日」とするよう定めました。
 ご自分を小さい者とみなされたキリストに倣い、わたしたちも、貧しい人、弱い立場にある人に寄り添い、奉仕するよう求められています。
 不平等や不正義のない世界の実現に向けて、具体的なわざを通して神のいつくしみのあかし人となれるように、祈り求めていかなければなりません。

(カトリック中央協議会ホームページより)

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